Achievement

実 績

ホーム » 実績一覧 » あきらめていた複雑な業務もシステム化

写真

2023.04.20

卸売業小売業

あきらめていた複雑な業務もシステム化

株式会社 カインドテクノストラクチャー

【設立】 1998年(平成10年)
【創業】 1992年(平成 4年)
【従業員数】 94名
【業務内容】 自動車用部品・用品の企画・製造・販売・卸売・輸出入

始まりは自動車パーツの通信販売店。
現在は実店舗とインターネットサイトによる「小売業」、輸出入・卸売を行う「専門商社」、「アフターパーツメーカー」の3つの顔を持つ自動車用部品の販売会社として車を愛するすべての人に柔軟な対応やきめ細やかなサービスを提供している株式会社カインドテクノストラクチャー様。

今回は、営業本部 営業統括マネージャー 篠田俊介様にボンクレのサービスを導入した理由と評価を伺いました。

導入の目的: 業務フローの改善

―― ボンクレのサービス導入以前はどのような課題がありましたか。

以前はパッケージソフトを追加購入していたのですが、業務フローが複雑なために、現状の課題は解決できるものの、過去はできたものは補えないようになってしまいました。どうにかできないか試行錯誤を続けていましたが、パッケージソフトを追加するやり方ではすべてをカバーすることができないということが判明したため、システムは使わずに書類での運用に戻ってしまいました。

システムを利用しなくなり1年以上、毎日その日の業務が終わると4~5名で3,4時間ほどかけて書類の処理を行っていました。売上が良い時は終電近くまで書類の整理に追われていました。
書類での運用に限界を感じシステム化導入へ話を進めていきました。

―― なぜボンクレをご利用いただけたのですか。

ボンクレの担当者は契約前から定期的に訪問してくれました。
様々な話をする中で、あきらめていた複雑な業務フローもフルオーダーのシステムを開発できれば、弊社の良さを活かしつつアナログな部分を解消できるかもしれないと期待が持てるようになりました。
様々な話の中で『複雑な業務フローをシステムに落としこめるイメージ』を我々につけてくれたので、信頼できると確信を持てたのが大きな原動力となりました。

―― システム開発を行う中でこだわったポイントがあれば教えてください。

システム化にあたり課題に挙がっていた、弊社独特なルールを実現してくれたのはありがたかったです。
ルールをやめてしまう方が簡単だったのですが、そこにはこだわりをもっていたので無理を言って叶えてもらいました。また、既存のシステムともうまく連携できるよう調整いただき、より使いやすいシステムが完成できました。

―― システムを導入された感想を教えて下さい。

今回導入したシステムは、複数の法人の「在庫管理」と「売上管理」を行うシステムです。
業務を複雑化した影響で経験豊富な社員のみで回していましたが、アルバイトスタッフや経験が浅い正社員でも業務を任せられるように、テンプレ―ト化することも目的の一つにしてました。

導入した結果として、「時間的コストの削減」に成功しました。月200時間程度かかっていた作業がシステム導入後は月5時間程度と大幅に削減できました。今考えると無駄な時間だったと思います。
また、「従業員の発想力が豊かになった」と「会社の雰囲気が良くなった」も付随した導入効果だと考えています。

従業員の発想が豊かになったことで独自のIT環境が整えられれば様々なことができると考えられるようになり、現場から積極的に声が挙げられる環境になりました。その結果、業務の広がりを感じ新しいサービスや企画につながるようになりました。これはシステムを導入する大きなメリットだと感じています。
導入の効果を実感できたので、サーバの保守案件も追加でお願いしました!

システム導入の一連の流れでボンクレの担当者は社内のことをしっかりと知っていただき、会社の本質をしっかりと理解いただけているので、何か困った時にはボンクレに相談するようにしています。今では、社内で対応することが難しいと判断したものはボンクレにお願いするようにしています!
今後も追加機能をお願いしようと考えています。

―― 今後期待していることはありますか。

弊社の特徴を活用しつつ、さらに一元管理を進めていきたいと考えています。
オーダーメイドシステムの導入をして本部では時間的コストの削減を実現できました。しかし、現状部署ごとに別々のシステムを使っているので統一化させて、会社全体のコストを削減させていきたいと思っています。

会社全体の時間的コストを削減できれば、モノを売る以外の利益が出せるようになり、より人材育成に投資できるようになると思います。そして、現在より組織として強い企業を目指していきたいと思います。

そのためにまずは、今まで経験と勘だけで頼っていた部分をシステム化できないか検討していきます。今後もPDCAサイクルで見直し続けることによって、業務品質の向上を目指していきたいと考えています。従業員からの前向きな意見をシステムに取り入れながら、ボンクレと二人三脚で効率化を目指していきたいと考えています。

 | 実績一覧 |