緊急事態の回避法、対処法

■動向

●BCP(Business Continuity Plan、事業継続計画)
災害などのリスク発生時に自社の事業を継続するため、復旧の目標時間や順序、手順などを組織的に計画・策定すること。

●認知度 61.2%、策定している企業は 10.4%、中小企業の策定率は 8.6%(2012年帝国データバンク調べ)

■市場

●よくあるトラブルと回避方法

機器が故障して業務ができない
・サーバ、PCの故障 → バックアップ(3万円)、2重化(50-10万円)
・ネットワーク、インターネット → ポケットwifi (4000円/月)

落雷による停電
・UPS(無停電電源装置)を設置して一時的に対応(安全シャットダウンまで)(3万円)

■ボンクレの見解

以下は弊社で策定した復旧にかかる時間と回避コストの目安です。
2つのバランスで最適な案を考えます。

復旧までの時間  回避コスト   回避内容
 2-3日  0~10万円/年  機器が壊れる前に買っておく、などほぼ対策なし。
 5時間  20~40万円/年  代替機を準備し取り替え訓練を定期的に行う。
 0分  50~100万円/年  障害が起きたら自動で切り替える仕組みを作っておく。

 

bcp

 

「ECRS」で仕事効率化

■ECRSとは

ECRSとは業務改善のためのフレームワークの一つで、それぞれの頭文字をとったものです。「E」>「C」>「R」>「S」は考える順序 である。

  1. Eliminate(なくせないか?)
  2. Combine(結合できないか?)
  3. Rearrange(順序を変更できないか?)
  4. Simplify(単純化できないか?)

ecrs

■改善例

 一般的な改善例 IT分野の改善例 
E  ●FAXを紙で出さずに直接データ化する。  ●作業解析ソフトの利用。作業をビデオ撮影して分析しソフトで集計する。作業の平準化や技能継承に役立つ。
●TCO(Total Cost of Ownership)の概念を重要視する。初期コストだけでなく、IT導入後のランニングコストや人件費、将来発生する無駄など盛り込んで効果を判断する。
C  ●2つの会議をひとつにする。
●「納品書兼請求書」など書類をひとつにする。
●事務用品を共有する。
 ●メールをCCにして一斉送信する。
●パッケージソフトとデータ連携して2重入力の手間をなくす。
●トータルピッキング方式を採用する。
R  ●営業訪問順序を変更し移動時間を減らす。
●購入しているものをレンタルに変える。(交換)
●内製しているものをアウトソーシングに変える。(交換)
 ●銀行の残高照会・振込処理をATMでなくネットバンキングで行う。
●FAXで行っている受発注業務をウェブシステムで行う。
S  ●会議の日程調整の手間を省くため定例会にする。  ●数字を入れるだけで完成するエクセルシートを用意する。
●Ctrl+Cなどのショートカットキーを活用する。
●無線LANにする。

 

いろいろな分析指標

■分野別分析指標

●在庫関連
 在庫回転率:在庫回転率(回)= 売上金額/在庫金額[(期首在庫+期末在庫)÷2] 
 →仕入れから売上までのサイクルを何回転させているか。
  回転率を上げることで在庫圧縮、キャッシュフロー改善。

 発注点の計算:発注点 =(販売予測数 × 商品リードタイム)+安全在庫量
 →在庫が上記の数より下回ったときに発注する。在庫を圧縮してコスト削減する。

●売上関連
 ABC分析
 →売上構成をABCに分類し優先度をつけて管理し選択と集中を行う。
  売上構成比を累積していき、70-80%までの商品がA区分(主力商品)、
  80-90%までがB区分(準主力商品)、90-100%までがC区分(主力外商品)

●顧客関連
 RFM分析
 →客の購買行動を「最終購買日(Recency)」「購買頻度(Frequency)」
 「累計購買金額(Monetary)」の3つの指標から分類し顧客の選別と格付けを行う。

 LTV(顧客生涯価値):LTV  = 年間取引額 × 収益率 × 継続年数(滞在期間)
 →長期的視点を加味した分析。今後の売上予測にも役立つ。

 

■ボンクレの見解

ボンクレで実際に分析を行った事例

●在庫関連
 ・商品別、カテゴリー別の在庫回転率算出
 ・発注点計算、適正在庫数計算、見切り商品判定
●売上関連
 ・季節指数を求めより正確な販売計画の算出
●顧客分析
 ・リピーター分析 → 顧客別に購入回数を集計
 ・顧客属性分析  → 顧客の属性別での売上を集計
●Webマーケティング
 ・コンバージョン率(CVR)
 →ウェブサイトの歩留まり率。どれくらい資料請求などに結びついているか。
 ・訪問者動線
 →動線を改善して成果につなげる。(CVRをあげる)
 ・販売チャネル分析
 →ネット上のどの店舗からどれだけ売上が上がっているか。